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1950年台後半にデューイ・テリーと
ヴォーカル・デュオ「ドン&デューイ」でスペシャリティからデビューしました。 R&Bと言うかロックンロールと言えばいいのか、強力にシャウトします。 同じスペシャリティ所属であった、リトル・リチャードと似た感じがありますね。 ドン・シュガーケイン・ハリスはブルース・ヴァイオリンも弾きます。 ドン&デューイ そのシュガーケイン・ハリスをバンドのゲストに呼んだのが フランク・ザッパです。ザッパはR&Bの大ファンでした。 ジャズ・ロックの名盤『ホット・ラッツ』(1969年)で シュガーケイン・ハリスのヴァイオリン・ソロが聴けます。 で、『ホット・ラッツ』の延長線上にあるのが、 ヨアヒム・ベーレントがプロデュースした、 『フィドラー・オン・ザ・ロック』 です。 発売はドイツのMPS、1971年。 ヴァイオリンとヴォーカルがシュガーケイン・ハリスで、 まさに本領発揮のアルバムです。 ビートルズの「エリナ・リグビー」をカバーしてます。 この時代ならではのジャズ・ロックですね。 メンバーが面白いです。 ベースのラリー・テイラーとギターのハーヴィ・マンデルは ホワイト・ブルースバンドとして有名な、キャンド・ヒートのメンバーなのです。 3〜5分の曲を演奏していたように思われがちなバンドですが、 セッションや即興的な演奏も得意なバンドでした。 ま、キマリ過ぎてグダグダな音源も残ってますが。 ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-30 08:43
| 音楽
昨日のバルド・ウィリアムズに続いて、無名のピアニストです。 発音がよく分かりません。 ハサーン・イブ・アリ、でいいのかな。 「Three-Four- vs. Six-Eight Four- Four Ways」 「Pay Not Play Not」 の2曲です。 収録アルバムは 『The Max Roach Trio, featuring The Legendary Hasaan Ibn』(Atlantic) マックス・ローチのトリオになってますが、主役はハサーンです。 ベースはアート・デイビス。 1964年ニューヨーク録音。 ハサーンの経歴は不明です。 そして、この1枚のアルバムを残してジャズ・シーンから消えます。 More ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-14 00:15
| 音楽
このところ、YouTubeネタが続いております。 しかし、再生回数が175回って…。 いくら知名度がないとはいえ、ウ〜ム。 バップとフリーの境界を疾走するジャズ・ピアノ・トリオです。 バルド・ウィリアムス/pの残したアルバムは、 1966年の、この1枚だけです。 経歴もほとんど不明。 チャーリー・パーカー/asとの共演歴がある、と何かに書いてました。 バックはレジー・ジョンソン/bとスチュー・マーティン/ds レジー・ジョンソンは、ややマニアなジャズ・ファンには知られた存在。 スチュー・マーティンは、ジョン・サーマン/bsなどとの共演で知らるドラムとは 同姓同名の別人と言われてます。 別人説の根拠は、スチュー・マーティンが アルバム録音時にヨーロッパで活動していたことにあるのですが 本当かなぁ。 同一人物じゃないのかなぁ…。 ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-13 00:03
| 音楽
指揮・作曲:フランク・ザッパ
演奏・アレンジ:アンサンブル・モデルン ダンス:ラ・ラ・ラ・ヒューマンステップス 1992年フランクフルト コンサート全編です。 ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-12 03:48
| 音楽
前回の記事「MC5」の続きになります。
MC5は「愛と平和」や「ヒッピー」が嫌いで、 当時の大型フェスには主演してません。 他にもそういうバンドはあったと思うのですが、 当然出ていそうで出てなかった、フランク・ザッパもその一人です。 ヒッピーやそのムーブメントを揶揄する曲まで作ってました。 ロックの大型フェスの始まりは、「サマー・オブ・ラブ」の モンタレー・ポップ・フェスですね。 1967年です。 フェスの名前から分かるように、まだポップスとロックの区分けがなく 出演者は様々です。 ヒュー・マセケラやラビ・シャンカールのように 後に「ワールド・ミュージック」と呼ばれる人たちも出演してます。 2年後の1969年、「愛と平和の3日間」と呼ばれる、 ウッドストック・フェスが開かれます。 出演者はほとんどがロック・バンドで、 モンタレー・ポップ・フェスとは性格が違います。 そして、この1969年あたりがロックのピークで 以降、音楽ビジネスの中で変化していきます。 もちろん、すべてのロック・バンドがビジネス化したわけではありませんが。 イーグルスが1976年に発表した「ホテル・カリフォルニア」は、 歌詞に様々な意味が込められており、 「私たちは1969年以来のスピリット(魂)をここには置いていないんです」 の部分は、ロック音楽の状況を批判しているように思えます。 で、そのロックが幸せだった時代の、モンタレー・ポップ・フェス。 More ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-09 23:07
| 音楽
いまや財政が破綻し治安も悪化しているデトロイトですが かつては自動車産業の街として栄え、「モーターシティ」と呼ばれました。 そのデトロイト出身のバンドがMC5です。 ロックファンの間では、元祖パンクバンドと言われてます。 リンクは1969年デトロイトでのライブ映像。 プロモーション用に音を当てはめてるのかな…。 でも、何も言うことはありませんね。まさにロック。 決めポーズが揃っていて、意外に可愛いところもあります。 ギターは2人いて、映像がラフで分かりにくいですが、 ソリッドな音を出しているほうが、フレッド・ソニック・スミスです。 パティ・スミスの元旦那ですね。 マネージャーのジョン・シンクレアは、ホワイトパンサー党創設者の一人で、 反戦運動の活動家でした。 ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-08 01:42
| 音楽
![]() パソコンの話です。 随分と色々なタイプのパソコンを使ってきたのですが 今はノートタイプのパソコンに、外付けモニタを繋ぐ組み合わせに落ち着いてます。 外付けモニタはEIZOの24インチです。 ところがですね、 パソコンとモニタをアダプター経由でつないでるせいなのか、 ケーブルが古いせいなのか、 たまに接続が切れるのです。 一回接続が切れると、 ソフトのフローティング・パレットやブラウザの位置が変わるので その度に調整をしていたのであります。 なんとも面倒くさい。 で、MacLab.の「相性保証付き」のケーブルを買いました。 ThuderBolt端子⇔24ピンDVI-D端子の1.8mです。 1580円。 いや、これがナカナカでした。 モニタがワンランクアップとまではいきませんが 0.5ランクくらいはアップしてます。 表示文字と色がパキッとしました。 オーディオ・ケーブルは、ケーブルの種類や品質によって音が変わります。 それと同じことがパソコン用ケーブルにも言えるのでしょうか…。 ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-04 18:00
| パソコン・機材
![]() 8月に河内音頭の写真を撮りに行ったのですが、 その時、若い出演者の方が三波春夫の一節をさりげなく引用しており、 私は思わずニヤリとしたのであります。 (写真は、http://suncloudy.exblog.jp/18603659/) 引用したのは「俵星玄蕃」のセリフ部分でした。 歌謡浪曲の最高傑作である「俵星玄蕃」ですよ。 ヤルなあ…。 YouTubeに三波春夫の「俵星玄蕃」がありました。 http://www.youtube.com/watch?v=fnX1vD0TBJU&list=RD02SyXg8qwoG7w CD『歌謡浪曲集』収録の音源と比べると、 少しやり過ぎなところもあるけど、 これはこれで悪くないです。 テレビ放送用の演出でしょうね。 ところで、三波春夫にはシベリア抑留体験があります。 そこで大衆的な芸能について考えた、と自伝に書いてました。 日本へ帰還した時は、すっかり「赤い浪曲師」になっており、 広沢虎造に叱られたそうです。 二代目虎造、にです。 しかし、後に国民的歌手となるわけですから、 思想性は違ったけど、シベリア抑留体験が原点と言えます。 同じシベリア抑留体験をしながら、 三波春夫とは「対局」と思える存在に 詩人・石原吉郎がいます。 石原は「個の存在」にこだわり、 帰国後、その体験を詩で表現していきました。 代表作に 『サンチョ・パンサの帰郷』(詩)、 『望郷と海』(評論集) があります。 ▲
by sunra-cloudy
| 2013-11-02 02:25
| 音楽
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